先日、久しぶりに『綱館』を唄方さんに唄って頂いて自分がお三味線を弾かせて頂く、という機会を設けさせて頂きました。
長唄にも“浄瑠璃もの” “語りもの”がありまして…。
語りの部分は人によって文字の運び方やテンポ感が少しづつ異なります。
唄の方にとっては逆も然り。
三味線弾きの間の取り方が異なります。
こういうところ、指揮者がいないので、自分たちの息あるのみ。
お互いの気配(呼吸)で音楽を作り出す。
相性もありますが、「自分の芸(感性)」を持っていて、お互いにそれを理解出来ないと、非常に難しい部分ですね😓
「息が合う」とはよく言ったものだと思います。
「ソーシャルディスタンス」で両者の間隔を空けるということは、お互いの息や気配を感じるのが難しくなります。
マスクをすると、障害物となり、それぞれの感覚もかなり鈍ります。
でも…今は慣れなくては仕方ありません😐
(私は顔が隠れるので、ちょっといい面もありますけどw)
「唄いもの」はまだマシかもしれませんが、語りものはやはり隣同士でないと細かなところが難しいなぁと感じました。
そんなことを感じることなく弾けるようにならないといけないのかもしれませんが…でも、やっぱりこれは「並び」という部分で普段から色々とありますので大切な部分なのだと思います。
でもやっぱり1人での演奏でなく、一緒に演奏して頂くことはとても楽しい😊✨
「芸の息」についてマンさんとひとしきり語る夜半となりました。
お囃子さんはお囃子さんで独特の世界です😅
インスタライブ…色々と試行錯誤しながらで、ご視聴頂く皆様にはお目だるいこともあるかと思いますが、皆様に応援頂き大変感謝しております😊✨
次の目標向けて頑張ります💪✨
#長唄
#三味線
#古典芸能
#伝統芸能
#歌舞伎
#文楽
#綱館
#早くマスクなしで演奏できる日が来て欲しい
#禄三さんありがとうございました
#うだつやからライブ配信
前日の解説とあわせて、演奏前に物語や情景をご説明して頂くことで、わかりやすく、ドラマチックな曲を楽しませて頂きました。
高い調子がとても美しく響いていましたが、お三味線もお唄も高度な技術を要することなのだと思います。お二方の息もぴったりだと感じました。
これからもライブ配信、楽しみに拝見させて頂きます。
スペシャルゲストとのご演奏も素敵ですが、和歌美先生の弾き唄いも大ファンです。