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imahujiwakami

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2018年8月26日ギオンコーナー

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2018年 9月2日(日)大阪西天満「芝苑」

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お弟子Oさんがお友達の本なんですけど、と言って貸してくれた「カブキブ」。

全7巻を読みました。

歌舞伎好きの高校男子が学校で歌舞伎部を作るという物語です。

一人一人のキャラがとても面白くて、そして歌舞伎のことをわかりやすく書かれていて楽しく読めました。

歌舞伎の話‥

ではなく、少し自分の思い出と重なり気になったことを‥。

本の中には「トノコ」という女の子が登場します。


継母に育てられたトノコ。

トノコが卵アレルギーを持っているのを知りながら、オムライスを作って出す継母。

お腹が空くのと、幼いが故、継母に逆らっては生きていけないので仕方なく食べ、何度も吐き続けた挙句、逃げ出そうとイトコのお兄ちゃんに会いに遠路1人出かけていくトノコ‥。

「幸せ」を身近に感じることのなかったトノコは、やがて恐ろしい策謀家と育って行きます。


「カブキブ」の中では、楽しい歌舞伎の話だけではなく、人間が抱える様々な背景が徐々に浮かび上がってきます。


トノコを見て‥


私は小学校4年生の夏に私立小学校に転校しました。

一学年二クラスしかなく、クラス替えも6年間で一度だけ、という学校でした。


既にまとまり感のあるクラス。

そんな中に、転校生の私は馴染めない部分もあり、学校に行くのが嫌になりました。

休みがちになると、勉強も追いつかなくなり、やがてイジメる子も出てきます。

これは今も昔も変わらない「学校の現実」。


私の場合は、集団イジメではなく、個人的攻撃を受けるイジメでしたので、それを知った心ある子が、精一杯庇ってくれる、というシチュエーションもありました。

まぁ、私にも何かしらイジメられる要素はあったんだと思います。


で、トノコですが‥


今から思うに、私が転校した先で個人的攻撃を受けた女の子‥
(男子からはイジメは受けませんでした)

ちなみに、しゃがんだ時にお腹を蹴られる、とか、お掃除の時に椅子に乗って机の上から高いところを掃除して、下を見たら椅子がない、とか、ふで箱を絵の具で塗りたくられる、廊下ですれ違いざまに足を引っ掛けられる、とか、言葉の暴力などでしたが。

その女の子たちのお母さんは、今から思うと‥共通してどこか冷たい感じのする、いわゆる「温かみあるお母さん」ではなかった気がします‥。

主人公の「クロゴ」も小さな頃にお母さんを亡くしていますが、優しい祖父と、心の通った叔母に育てられます。

クロゴは心根が真っ直ぐ育ちます。


性格、と一言で言ってしまえば話は早いですが、やはり子供は「親」が大切。


私には娘が一人いて‥もう21歳ですが、私自身は色々とダメな部分が多い母親です。

でもまぁ、主人が「温かさ」というふりかけを沢山かけて育ててくれましたので、とりあえず真っ直ぐには育っていることと‥思いたい(苦笑



「カブキブ」には、色んな「お母さん」が登場します。

単なる歌舞伎を題材にした学園もの‥というわけではない本だったな‥と、読み終えてから色々と湧き上がって来ます。

人生は単純でなく、理性や感情が絡み、ややこしいことがいっぱい。


そして色んな立場で生きて行かねばなりません。


何を幸せと感じ、不幸せと感じるか‥。




様々な出逢いが大切なんだな、と感じる今日この頃です。

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