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『太明藏・太明十郎の会』
【開催日】 4月2日(日)11時開演br 【料 金】 4000円 br 【会 場】 大阪大槻能楽堂06-6761-8055

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「私感 長唄」

「長唄はラフに聴くものではない。」

と、言う人があります。

確かにそうなんです。

劇場でがっつり聴いてこそ良さがわかる、みたいな。


パワーと繊細さとドラマがある音楽。

そういうのが「長唄」かな、と。


実は「三味線」ということで「軽めに」と言われることも多いです。

どうしても時代劇やドラマの中でお座敷で芸者さんが弾いているイメージがあるんでしょうね。

お食事しながら…お酒を嗜みながら…ちょいと三味線を聴く…それはそれでいいもんですね。

でも、実はそういうシチュエーションに合うのは「長唄」ではなく、お座敷での三味線音楽として発展してきた「小唄」や「端唄」だったりします。

粋でいいもんです^ ^

長唄も「お座敷長唄」として作られた名曲は沢山ありますが、お食事しながらというのではなく、あくまで「お座敷での演奏会」…ということで、かたい^^;

洋楽でいうとクラシック。

交響曲とか協奏曲だと思うのです。


例えば自宅でグラスを傾けながら一人で長唄に浸る…。

これはOK。

でも、お食事の席でのBGMにはなりにくいのです。

サロンなどでBGM的に演奏するなら編曲が必要です。

そうすると「あんなのは長唄じゃない。」とか言われたりします^^;

難しいですね。


クラシック音楽を楽しむというので、こんなサイト↓を見つけました。
クラシック音楽を聴くのが楽しくなるサイト

これを拝読すると、三味線音楽の中でも長唄はやっぱりクラシックと通ずるものなんだなぁと思う。

20~30分の一曲の中に起承転結があって、最後は盛り上がって終わる。

曲全体の構成がそれであると共に、唄があるので歌詞があり、題材となるものは風景であったり、歴史上の人物であったり、変化もの、動物、お祝い、唄を聴かせるもの、或いは三味線のテクニックを聴かせるもの…時間も5分から1時間近くかかるものもあり…実に多くの要素を含んでいるので、知れば知るほど飽きがこない。

三味線音楽の中でも「唄もの」なので、物語を聴く、というよりは曲名から感じる全体の雰囲気を楽しんで頂くという感じ。

歌舞伎音楽として発展したので、所作ものを思い浮かべながら聴いて頂くのもありですね。

役者さんの美しい姿を思い浮かべながら聴くのは、それはそれで最高の楽しみです♫

音楽だけで言うのならば、唄方の声と情感、三味線方の音色とテクニック、そういうのを深く楽しんで頂けるのが長唄なんではないか、と、思います。


で、こう書くと、やっぱり堅苦しい…と( 笑

なので、軽く聴いて頂ける機会も今は必要なんじゃないかな、と思っています。

「抜粋」で良いとこどりもいいじゃない♫

と、実践してみると、「全体を聴きたくなりました。」というお声も頂きました。

なんでもとりあえず試してみるw


長唄にも小皿での「試食」があって良いのでは、と考えます。

しかしそこは「美味しい試食」でないといけので難しいですが(ー ー;)

味がわかっていてフルコースを召し上がりたい方は「がっつりのお食事会」へ。

どんな味かな?

を、試したい人は「ご試食会へ。」


先日、がっつりの長唄お食事会「三橙會(さんとうえ)」を催しました。

これはこれでしっかり受け止めて下さるお客様がいらっしゃることを実感しました。

今後は「長唄試食会」も交えて、「三味線」から「長唄」に親しんで頂ける機会を繋げていきたいと思います。

そのために自分も勉強を頑張ります。

まだまだ足らないので;^_^A

と、まぁ長くなりましたが、現時点での長唄に対する「私感」です。

ここまでお付き合い下さりありがとうございましたm(_ _)m

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