長唄に『多摩川』という曲があります。

作曲されたのは明治時代。
作曲五代目杵屋勘五郎
作詞永井素岳
作詞した永井素岳さんという人は書家だそうで、歌舞伎や三味線音楽を愛好した通人だったとか。
作詞家じゃない人がこんな風光明媚な歌詞を書いて、またそれが後世まで人気曲として残ってるというのがなんともステキ(´∀`*)
歌詞だけじゃなくもちろん曲調も良いせいなんだけど♫

多摩川沿岸部、山間に流れる川の水、豪然と流れる様や、のどかな鮎漁の情景…。
『賤が手業に時ならぬ、河原に雪の白々と』
「賤の乙女たちが河原で晒している布は時ならぬ雪が降ったようだ」
…うーん、素晴らしい(≧∇≦)
とまぁ、こんな具合に長唄にはとても美しく素敵な日本語が使われています(*^^*)
今まで深く考えずにやって来た自分が恥ずかしいε-(´∀`; )
もっと勉強しないといけませんね。
ということで、10月の演奏会にて、この『多摩川』を演奏します(^^)
おっと、その前に9月初めに師匠の浴衣会が!(O_O)
そうです。
10月の『多摩川』はワキ三味線を務めます。
ワキが「本手」を弾くということで、師匠から浴衣会では「替手」を弾く、タテ三味線を仰せつかりました( ̄^ ̄)ゞ
かなり難度の高い曲ですので、
まずは、そこに向けて準備中ですp(^_^)q
がんばるぞー♪( ´▽`)
コメント
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re: 実は・・
お返事遅くなりすみません。
多摩川は難しいですが、短くてもとてもよくできた曲で大好きです。
どうぞこれからも頑張って下さい!
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