【長唄夜話 29】
こんばんは。
今日はきゅうりの古漬けとイカ明太で賀茂鶴の純米酒を楽しんでみました。
日本酒、ワイン、焼酎、ビール、ウィスキー、バーボン、ウォッカ、etc‥
ひと口にお酒といっても楽しみ方は様々ですね。
長唄も実に楽しみ方が様々で、これは長唄特有のものではないのかなぁといつも思います。
例えば舞踊の為に作られた「汐汲」や「京鹿子娘道成寺」などは、やはり舞踊がある方がより美しく映えて聞こえるような気がしますし、一つの曲として「紀州道成寺」や「勝三郎連獅子」「三曲糸の調」などという曲は、構成、流れがとても良くて、素演奏でグイグイとその中に引き込まれていく気がします。
「秋の色種」のように素演奏も踊りも良いなぁ💕という曲もありで‥。
でも、中には「鷺娘」や「勧進帳」「鏡獅子」のように、舞踊としても演奏だけを楽しむのも、どちらもに対応している曲も少なくないです。
インスタライブでもお話させて頂いたのですが、「連獅子」のように男性的で勇壮でダイナミックな曲、「都鳥」のようにしっとりとした「唄と三味線」を味わう大人の曲など‥実に彩りがあります。
長唄というだけあって、長唄の風情には「唄」の存在も大きいです。
あ‥
「長唄」なので、もちろん「唄ありき」なのですが、私は主に三味線方なので、ついこういう表現の仕方になってしまいます‥すみません💦
三味線の「音色」。
「ねいろ」?
それとも
「おんしょく」と読みますか?
日本語も様々ですね。
日本人の感性は本当に奥深い‥と、思います。
私など自分の人生1度では足りないな。
もっと若いうちに勉強しとけば良かった。
知識、教養は人生を豊かにすると思います。
頭でっかちはダメですけどね。
生まれ変わっても長唄を聴ける場所にいたい。
今のところ‥ですが(笑
今日で8月のお稽古が終わりました。
私は「葉月」という言葉が好きです。
日本語はきれいですね😊
長唄には美しい日本語が沢山使われています。
またおいおいご紹介していけたらいいなと思います(^^)
さて、明日はお休み。
良い日になりますように。
お読み頂きありがとうございました😊