なんと、4/26の産経新聞 関西版 夕刊に『三橙會』の記事を掲載して頂きました。

しかも‥

役所広司さんと同じページ(O_O)
こんな未熟者の私が‥です。
人生、ほんとに何が起こるかわかりません。
何事も諦めず、牛のよだれのごとく頑張っていると、何かしらたまにご褒美があるものだ‥と思いました。
そして、新聞の記事をご覧頂き、『三橙會』についてのお問い合わせを頂いております。
中でも「昔、長唄のお稽古をしていました。」という男性。
チケットお申し込みの後、お話で「嬉しいです。」と‥。
長唄会があることが嬉しい。
長唄を聴きに行けることが嬉しい。
そのようなニュアンスで話して下さいました。
そして更に、車椅子での鑑賞は可能かどうかというお問い合わせ。
ぐ‥っと、胸のあたりに何かを感じました。
良い長唄会にしなければ‥。
もちろん、会をする以上、それは重要なことですけども‥。
私のことを誰とも知らなく、共演者の名前が載っていたわけでもなく、新聞を見て「能楽堂で長唄を聴くことを楽しみに」来て下さる方々。
女の身で長唄をやってて、いったい何になるのか‥何の役に立つのか‥と、常々思うこともあります。
でも、こうして純粋に長唄を聴きに来たいと思って下さる方があるのだ、と実感して、また私のできることが少しづつ見えるのかという気もしています。
折しも昨日は下ざらい(リハーサル)で、素晴らしい音を奏でて下さる長唄の先輩方に、心から感謝をする幸せいっぱいの一日でした。
長唄の舞台は1人では出来ません。
皆様に助けて頂いて、師匠や先輩方のようにワクワクゾクゾク興奮する演奏に少しでも近づけるよう‥頑張りたいと思います。
産経新聞様
ありがとうございました。