和のお稽古というのは息が長い。
人生は色んなことがあるから、お稽古に一生懸命行ける時と、そうでない時が必ずある。
自分の気持ちがお稽古に向いている時、あるいは他のことに気が向いていてどうもお稽古場に足が遠のく時、現実的にお稽古に行けない事情のある時…本当に様々な時期があると思う。
長く続けていたけれど止む無くお休み、或いは辞めなければならない時もある。
人生において習い事は「仕事」ではないから、それは仕方のないことと考える。
私は…なんらかの事情でお稽古に来られなくなった方で「演奏会のお知らせは送って下さい。」と言われた方にはご案内を送ることにしている。
嬉しいのはお囃子でも長唄のお稽古でも辞められて久しくお会いしていない方から「ぜひ行かせて頂きます。」と連絡を頂いた時。
今日も嬉しいお手紙が届いた。
「馳せ参じます。」
この一言が私のボルテージをググッと引き上げる。
損得なしの関係に於いて、こんな嬉しい言葉があるだろうか、と思う。
決してお若くない人が暑い中を会場まで来て下さる、と思うとまた気が引き締まる思いになる。
技術も知識もまだまだ未熟で勉強中。
だけど、それはそれなりに先輩方や師匠に一歩でも近づけるように頑張ります。
長唄演奏会 『三橙會』
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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