三浦しをんさんの「仏果を得ず」読了~。
文楽の演目と舞台裏を絡めた内容で面白かった~(^_^)v
どっちかって言うと文楽の中でも人形遣いさんより義太夫さんの話がメインなんだけど、よく取材されたようで各御仁のエピソードが織り込まれていて笑えました

ただ…
小学生ミラちゃんのお母さんの大阪弁。
あれはちょっと個人的にはいただけなかったかな~
大阪市内在住で、たぶん私より少し年下の設定だと思うんだけど、あんな大阪弁使うかな?
あれでは大阪のおっさん…

作者の三浦さんは東京生まれらしいから、大阪弁の細かなニュアンスはわからないのかな?
それともミラちゃんのお母さんは泉州あたりの出身なのかもしれない。
あと、男女のくだりは私には要らなかったけど、浄瑠璃の内容と絡めるには必要だったのかな?
まぁ、あんまり国語力のない私だから読み解けてないのかもしれない

少々気になることはありましたが、読みやすくて面白い一冊でした