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ご訪問に感謝♪


先日、東京 日枝神社(ひえじんじゃ)にて主人のお弟子さんのお名取式が行われました。




(名取式=芸事を習っている人がお家元からお流儀の芸名を許され、お免状を授与して頂く儀式のこと。お流儀や業界によってお名取式の会場や形式は異なります)


儀式前にパシャリ








玉串奉納の練習↓


日枝神社は山王さんとも呼ばれ、神様のお使いである「猿」が有名だそうで、長唄の歌詞の中にも「山王の猿」は出て参ります。


大変由緒ある神社本殿で、神主さまによって執り行われるお名取式はとてもおごそかで‥


男性はお流儀の黒紋付羽織袴姿に白扇の正装、女性も格のあるお着物と帯で出席する芸事のお名取式‥


品格と、程よい緊張感がある和の儀式です。


和事の習い事をする人が減っている昨今。


それと共に、何でも簡素に済ませたがる時代の流れではありますが、やはり日本には大切にしていかなければならない文化がある、と実感しました。


本来なら、取立て師匠の奥さんはお式に入ることはないのですが、この度は都合により私も出席させて頂く運びとなりました。


お陰様で貴重な体験をさせて頂き感謝しております。


ありがとうございました😊✨


和文化万歳🙌



ちと暗い話ですが…


長唄のお三味線って…


上手くなればなるほどストレス溜まるのかも…。


そんな風に思います。


だってね、長唄のお三味線は1人で演奏が完結しないので、誰かと一緒に弾かなくちゃいけません💦


自分よりも上手な方に一緒に弾いて頂くと、めちゃくちゃ弾きやすいのです✨


だから…


上手くなっていくと、自分より上手な人が減るわけで…


や。


決して私のことではありません😥


私はホントに弾けない曲も多いし、まだまだめちゃ下手なので、お陰様でご一緒お願いしたい方は沢山おられます😅


憧れるお師匠様方の演奏を拝聴していて思うことのひとつなんです。


ワキ三味線の大切さ…。


師匠のお稽古に無心で通っていた時…


師匠と一緒に弾けることが楽しくて楽しくて…


次はどの曲だろう?


次の曲はどんな合方が入っているのだろう?


そう思いながら通っていました。


長唄の三味線弾きにとって、「一緒に弾いてて楽しい❣️」って思えるパートナーがいたら…


これ以上ない幸せだな🥰


と、思う今日この頃です。
2月のある日。

シンフォニーホールへ✨




とてもとても心地よい音色にうっとり‥。


美しい景色を見て座りながら‥この頃、よく思うことがあります。


人はどうして音楽を聴きに行くのかなぁ‥と。


チケットを買い、わざわざホールに足を運んでまで‥。


でも、実際に私も、この人の演奏が聴きたい、と、ホールまで足を運び、舞台の上で奏でられる音楽を楽しみに、こうして客席に座っている。


演奏を聴き終わると、CDを買い求め、また聴きたいという想いにウキウキとして寒空の下を歩く。


空腹を満たすものでもなければ、怪我が治るようなことでもないのに‥


音楽って、不思議なもんだ‥。


そして、素晴らしい演奏会を聴きに行けば行くほど、誠に自分というものがお恥ずかしく消えてしまいたくなるのですけれど‥わずかながらでも演奏というものに携わっている自分の胸の内に至る。


お客様はどうして自分の演奏会に来て下さるのだろう‥。


私はお客様にとって心地よい、或いは心を強く惹かれるような演奏ができているのだろうか‥。


果たして、良い長唄というのはどういう演奏のことを言うんだろうか‥。


など、次から次へと思いが尽きない。


また浅田次郎さんの話になりますが、「天切り松 闇がたり」は、著名な方を登場させ、面白くも切ない物語を読ませてもらうことができます。


それぞれの物語に、思わず唸るような名セリフやシーンが出てくるのですが、竹久夢二、チャーリー・チャップリン、それぞれの物語では音楽に携わるものとして、お2人の言葉に心を掴まれる一文がありました。


色々切ない(;ω;)


作家さん、そして、一流の演奏家さんもホントにすごいなぁと、改めて思う今日この頃です。


#胸に残るコンサートの響き
#天切り松は目細の安吉一家が江戸前でカッコ良すぎる🥰
腹たったらあかん。

萎えたらあかん。


悲しんだらあかん。




一生懸命自分に言い聞かせる。




でも、物を置く時‥ちょっといつもより乱暴になってる自分に気付く。






あかんあかん。




あかんで。




つい心が固くなりがちやけど‥深呼吸して、出来るだけやわやわに。


昔、責任ある立場の仕事についた友達が言ってた。


「辛いことほど淡々とこなす。それがいいらしい。その通りやと思うわ。」


それを聞いた母が「ほんま、そうやわ。」と言って、私に何かあるたび、「◯◯ちゃんが言うてやったやろ?辛いことほど淡々と。それやで。」と、言われた。


忘れてたな‥


淡々と。


心を落ち着けよう。





2月のお稽古も本日で終了。


昨日は『藤娘』『老松』『梅の栄』でした(^^)



『藤娘』は歌舞伎舞踊で超有名♫
『老松』は渋くカッコよく♫
『梅の栄』は今の時期には良い感じ♫




コロナ禍が始まって約1年。


マスクとビニールカーテン越しのお稽古にも慣れましたが、やはり、微妙な音や手の動きのニュアンスは取りにくいのが弊害かなぁ…と、思う時があります。


でも、今はとりあえず、お稽古が再開できて続けていられるということに感謝しないと…ですね。


小規模ながら、お弾き初め会も出来ましたし😊✨


そうそう。


昨日のお稽古で、絶対音感を持っているお弟子さんと面白いお話になりました。


先日、絶対音感を持つ女の子が、私が4本に合わせたお三味線の一の糸を指で弾いて「ド(C)」と言ったことから…の流れですが。


ソプラノの人がメゾの歌を歌う時には伴奏者の方に譜面を書き換えて頂く、と聞きました。


なるほど~♫


長唄(文化譜)の場合は、勘所(押さえる箇所)は、音符というよりは“ポジション”なので、3本の糸の調子(音程)を全て上げ下げして変えてしまうので、難なく弾くことが可能です。


五線譜だと、転調すると、やや大変みたいですね。


例えば…


絶対音感をお持ちのお弟子さんが唄のお稽古で、調子を4本から5本に変えると、頭の中でおたまじゃくしの位置が変わるので、一瞬、「あらあらあら💦」となる、と。


しかも、音符として書ききれない音や間も多いですし😅


(そこに日本の音楽としての“良さ”が滲み出る部分ではあるのですが)


はっきりとしたテンポや強弱の指示が存在しない日本の伝統音楽。


西洋音楽の譜面は合理的に出来ているなぁ~と、いつも思います。


#音楽のこと色々面白い

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