東京へ。
今の大阪からの移動、そして数年ぶりにお目にかかりたい方もいらっしゃったので、たまたまニュースで知った羽田空港の検査センターで検査受けてから行こう、と決め、往路は飛行機で移動することに。
(マイレージに感謝✨)
羽田空港でクイック&PCR検査を受けました。
クイック検査は鼻、PCR検査は唾液、どちらの検査も自分で採取します。
クイック検査は15分程度、PCR検査は当日中に検査結果がメールで送られて来ます。
結果は陰性。

とりあえず「うつさない」ということを安心して行動できる‥
この後、自分が感染する可能性は無きにしも非ず‥なのですが。
でもほんとに、こういうことが知らず知らずのうちにストレスになっているのだろうな‥と思う。
滞在中、言葉を交わしたのはお二人程度。(それもお一人づつ別々に)
出来るだけ公共の場所に触れず‥アルコールスプレーでシュッシュっと‥手が荒れるので、ハンドクリームの繰り返し。
何度も言うけど、いつまで続くんでしょうね‥。
お芝居は時間の都合で第二部だけ観ることが出来ませんでした。残念😞

劇場の客席‥ソーシャルディスタンスで座る側としては広々としていて良いのですが、色々寂しい思いで胸が詰まります。

しっかり拍手して、心の中で「◯◯や❗️」と叫んでました。
文楽は元々ありませんが、歌舞伎で大向こうがないのは本当に寂しいです😞
休憩時間には案内係さんが「私語はお控え下さい」の案内板を持って回られていて、静かなロビーです。
ラックに置かれたチラシを見て、「あぁ‥東京はほんまに頻繁にお芝居があるんやなぁ✨」と、改めて思いました。
東京の長唄会に出向いていたお弟子さんも「先生、長唄人口が少ないと言っても、東京は大阪よりも長唄会も数がありますね。大阪ももっと長唄会増えて欲しいです。」と言っていました。
ほんとにそうやなぁと思います。
(末端としても頑張らなあかんのですが、なかなかです💦)
4月大歌舞伎、第1部はお若い女性が多いような気がしました。
「半沢直樹」の影響でしょうか(^^)
一部、三部共にすこぶる良いお席で芝居の聖地を堪能させて頂きました。


あぁ‥ええなぁ~と、涙出そうだった。
ありがとうございましたた。
5年ぶりにお目にかかれた方とも楽しくお話をさせて頂き、人生や社会の先輩方に色々と教えて頂ける有難さを思う。
終演後はお店が時短でどこも閉まっていたので、仕方なくコンビニに入ったら、時短営業の影響か、食品を買っている人が目につきました。
これもまた寂しい限りですね😞
もう一回、三部を観て、最終で帰ろうか‥なんてことも考えましたが、素直に諦め、帰路は空いてる車両でプシュっと開けて‥のんびり新幹線で帰りました。
帰宅後、研修期間で東京入りし、先にお芝居を観ていたSJ(娘)と観劇記で盛り上がりました。
宝塚ファン22歳の歌舞伎観劇記はなかなか面白いです。
stand.FMで2人で喋ろうかな、とか思ったり(笑
仕事関係のお話も含めて、私にとってはとても有意義な二日間となりました。
翌日からのお稽古では、文楽好き、歌舞伎風好きのお弟子さんと、ついつい長話。
子育て中に良い役者さんが沢山、舞台から去られました。
観る方としても、演奏する方としても悔いなく過ごしたい。
なのに今は自由に動ける状況ではなくて‥
会も出来なくて‥あんな会がしたい、こんな催しもしたいのに‥と、ややイライラしてる自分がいるのを感じます。
鬱憤が溜まる、というのはこういうことでしょうね。
でも、戦時中よりマシやから‥と、自分を戒める。
今の間に、しっかり鍛錬せねば‥と思いながらも、寝坊助の私はついダラダラ過ごしてしまう。
同級生を2人、そして、今から古典芸能を楽しみたい!と言っていた友人を1人、病気で亡くしました。
両親ももういません。
自分に残された時間は、いったいどれくらいあるのかわからない。
美しい芝居小屋の椅子に座り‥人生を楽しむ時間は大切だ‥と思いました。