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長唄三味線と古典芸能に携わって日々過ごしております。
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「古典芸能の沼へようこそ」
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ご訪問に感謝♪


こんにちは(^^)
今年のお正月にFacebookに書かせて頂いた「大阪のお囃子さん物語」。
自分の備忘録も兼ねまして、こちらのブログでも掲載させて頂くことにしました。



ということで、文面は「あけましておめでとうございます」からになっておりますが…😅
宜しければお付き合い下さいませm(_ _)m



【古典芸能の沼へようこそ その5】


ー大阪のお囃子さん物語 その壱ー


あけましておめでとうございます㊗️✨


本日の“沼”はインスタライブではなく文字にてお届けさせて頂きます😅


演奏がなくてすみません😓


そして、誠につたない文章ですみません。
何卒ご容赦下さいませ🙇‍♀️


さて…


お正月も二日目が過ぎましたね。
今年はお家でお過ごしになられる方が多いかと思いますが、我が家もゆっくりまったり家で過ごしております。


こういうのもたまにはいいもんですね。


さて、本日の『古典芸能の沼』はNHK朝ドラ『おちょやん』が1/4から放送再開ということで、大阪は道頓堀の芝居茶屋にちなみまして、うちの主人のお祖父さま、お囃子の初代望月太明藏のご紹介などさせて頂こうと思います。


長くなりそうですので数回に分けて…と、言いましてもそんなに詳しいお話があるわけでもないのですが、お正月休みでお家の夜時間のお暇つぶしにでも、ご興味のある方は宜しければお読み下さいませm(_ _)m


まずは…


私は26歳の時に嫁ぎまして、その嫁いだ先の人は、思いもよらず古典芸能の世界の人でした。


ほんとにねぇ…気付けば26年。


色々ありました(°_°)


ぃや、まぁ、私の話はさておき…


結婚した人は代々小鼓や太鼓を打つお仕事の「お囃子さん」で、お祖父様とお父様もお囃子のお仕事をされていた方でした。


「いた」と申しますのは、私が結婚した時には、初代も、二代目であった義父も既に鬼籍に入られている方でしたので…。


初代は68歳、二代目は56歳という若さで亡くなりました。


私が通っていた長唄のお稽古場で、うちの師匠が義父の訃報が掲載された新聞の記事を持って「トキちゃんが亡くなっちゃってねぇ…寂しくなったねぇ…。」と、とても寂しそうにされていたのを今も覚えています。


その頃には、まさかその方の息子と結婚することになろうとは夢にも思わず…。


本当に人生は何が起こるかわかりません。


業界のことは何もわからない素人の娘が嫁いだ先の義母は、初代望月太明藏さんの長女でした。


数年前に鬼籍に入りました主人(お囃子マン)の母です。


私が初代のお話で知っていることは、主人と、この義母から伺ったお話です。


初代太明藏は明治32年(1899)生まれ。




奥さんの「おみとはん」は大阪は道頓堀、芝居茶屋の娘と聞いています。


初代の9歳下で、明治41年(1908)生まれ。


『おちょやん』のモデルになった浪花千栄子さんは明治40年(1907)生まれ。


ちょうど同じ世代に大阪の芸能の世界に生きた人たち。


『おちょやん』で、初代とおみとはん夫婦の生きた時代と世界を見させてもらってる孫世代の私共です。


おまけに…私の祖母の長姉が初代太明藏はんとはお茶飲み友だちやったそうで…。


なんの因果かなぁ。


人生にはしんどいことも、面白いことも、ほんまにいろんなことがあるもんです。


(その弍につづく)


*写真は個人所有の為、無断転載はご遠慮下さいませm(_ _)m


#おちょやん
#大阪の物語
#お囃子さん
#芝居茶屋
#望月太明藏
『文楽を観に行こう会♫2021春』

まずは御礼申し上げます。


先日、予定していた鑑賞ツアーを開催させて頂きました。




中止について長らく迷っておりましたが、昨秋より各劇場へかなりの回数にわたり足を運んで感染状況に対しての様子を観察し、そして今回は思いの外、キャンセルの方が少ないこともありまして、思い切って開催させて頂くことに致しました。


いつもの開演前のあらすじ解説は人の集まる時間を少しでも少なくしようと、インスタライブのように動画で撮影して、前日までにご覧頂くことに。


緊急事態宣言が発令され、25日が千秋楽の予定だった文楽公演は、急きょ24日が千秋楽となり、今公演でご引退される吉田簑助師匠(人間国宝)の舞台挨拶がありました。




鑑賞ツアーを含め1部から3部まで客席に座らせて頂き、本当に奇跡のようなタイミングに、しばし呆けている自分がいました。


長唄の演奏を通じて、今までにも数々、「あぁ‥古典芸能の神様が微笑んで下さったのか。」と思える瞬間がありましたが、今もまさにその日であると実感しました。


簑助師匠のご引退発表に加え、緊急事態宣言‥


今公演では主人がお囃子でお世話になっていることもありますが、劇場でお目にかかる関係者の皆さまのお顔つき、そしてひと言、ふた言、言葉を交わす中で尋常でないご苦労を窺い知ることが出来ました。


そんな慌ただしい中、吉田和生師匠(人間国宝)は快く解説の依頼を受けて下さり、そして、前日までにも「こんな時やけど僕は大丈夫、それで、いつキャンセル(解説がなくなっても)でも気にせんと、大丈夫やから。」と温かく主人に言って下さった、と、聞いて、本当に涙が出ました。


解説時には重の井のお人形と、大切な大江巳之助さんの首(かしら)まで見させて下さり、首の造りなども丁寧に教えて頂きました。


他にも文雀師匠との思い出話、そして、驚いたのは太明十郎(お囃子マン)の父方の祖父手作りの下駄や帯板を今でも使って下さっている、とお話して下さり、私も太明十郎も大変驚いたのでした。


舞台で使われる下駄は、もう50年使って下さっているそうです。


三代お世話になっている文楽‥日本の伝統芸能の深みを感じ、そして、第二部では、思いもよらずご引退される簑助師匠の舞台挨拶もありで‥


もぅ‥何やら自分でも訳もわからず、感動やなんやらかんやら、感情の大波小波にやられる日でございました。


いやいや‥私は何をしているわけでもなく、ただ、偶然マンさんと結婚したから、ここにいる、というだけなのですが‥


でも、今回、非常にお出ましになりにくい中、ツアーにご参加頂いた皆様からは、いつも以上に温かなお気持ちを頂いた気がしております。


皆、声には出さないけど「頑張って❗️」と応援して下さっているのをひしひしと感じます。


簑助師匠の舞台挨拶でも「命がけで観に来て頂き‥」という文言がありました。


ホントにそうだ‥と、昨日のツアーにご参加下さった方にもそう思いました。


簑助師匠のお舞台は満場のお客様でした。


簑助師匠は『国性爺合戦』の錦祥女を遣っておられました。


ご登場の時も、舞台挨拶でも今は声をかけられないので、皆さん、精一杯の拍手をされていました。



私も手が痛くなるまで拍手しました。


今まで素晴らしい芸を観させて下さった簑助師匠に、そして、ご出演、公演に関わられている全ての皆様に‥。


なんかもぅ‥


いろんなことに心を揺さぶられまくりでした。


昨夜は仕事終わりのお囃子マンと帰宅。


終演後はお食事できるお店もなく、食べられるものを買って帰り、マンさんと色々話しながら飲んで食べて泣いて‥寝落ち、のていたらく。


今日もまだ興奮冷めやらぬ‥という私です。


「人」と「芸」‥


様々に抱える思い‥ですね。


翌日の夜にはインスタライブさせて頂く予定でしたので、泣き腫らしたので、顔も目もヤバかったです。


ご視聴下さる方には「ごめんくさい」「これまたくさい」でした。


天に召された大阪の芸人さんの芸に尊敬の念を込めて‥


たくさんの皆様に心から感謝を込めて‥
素晴らしい1日を本当にありがとうございました。
腹たったらあかん。

萎えたらあかん。


悲しんだらあかん。




一生懸命自分に言い聞かせる。




でも、物を置く時‥ちょっといつもより乱暴になってる自分に気付く。






あかんあかん。




あかんで。




つい心が固くなりがちやけど‥深呼吸して、出来るだけやわやわに。


昔、責任ある立場の仕事についた友達が言ってた。


「辛いことほど淡々とこなす。それがいいらしい。その通りやと思うわ。」


それを聞いた母が「ほんま、そうやわ。」と言って、私に何かあるたび、「◯◯ちゃんが言うてやったやろ?辛いことほど淡々と。それやで。」と、言われた。


忘れてたな‥


淡々と。


心を落ち着けよう。





東京へ。

今の大阪からの移動、そして数年ぶりにお目にかかりたい方もいらっしゃったので、たまたまニュースで知った羽田空港の検査センターで検査受けてから行こう、と決め、往路は飛行機で移動することに。
(マイレージに感謝✨)


羽田空港でクイック&PCR検査を受けました。


クイック検査は鼻、PCR検査は唾液、どちらの検査も自分で採取します。


クイック検査は15分程度、PCR検査は当日中に検査結果がメールで送られて来ます。


結果は陰性。




とりあえず「うつさない」ということを安心して行動できる‥


この後、自分が感染する可能性は無きにしも非ず‥なのですが。


でもほんとに、こういうことが知らず知らずのうちにストレスになっているのだろうな‥と思う。




滞在中、言葉を交わしたのはお二人程度。(それもお一人づつ別々に)


出来るだけ公共の場所に触れず‥アルコールスプレーでシュッシュっと‥手が荒れるので、ハンドクリームの繰り返し。


何度も言うけど、いつまで続くんでしょうね‥。




お芝居は時間の都合で第二部だけ観ることが出来ませんでした。残念😞


劇場の客席‥ソーシャルディスタンスで座る側としては広々としていて良いのですが、色々寂しい思いで胸が詰まります。




しっかり拍手して、心の中で「◯◯や❗️」と叫んでました。




文楽は元々ありませんが、歌舞伎で大向こうがないのは本当に寂しいです😞




休憩時間には案内係さんが「私語はお控え下さい」の案内板を持って回られていて、静かなロビーです。




ラックに置かれたチラシを見て、「あぁ‥東京はほんまに頻繁にお芝居があるんやなぁ✨」と、改めて思いました。


東京の長唄会に出向いていたお弟子さんも「先生、長唄人口が少ないと言っても、東京は大阪よりも長唄会も数がありますね。大阪ももっと長唄会増えて欲しいです。」と言っていました。


ほんとにそうやなぁと思います。


(末端としても頑張らなあかんのですが、なかなかです💦)




4月大歌舞伎、第1部はお若い女性が多いような気がしました。


「半沢直樹」の影響でしょうか(^^)


一部、三部共にすこぶる良いお席で芝居の聖地を堪能させて頂きました。












あぁ‥ええなぁ~と、涙出そうだった。
ありがとうございましたた。


5年ぶりにお目にかかれた方とも楽しくお話をさせて頂き、人生や社会の先輩方に色々と教えて頂ける有難さを思う。


終演後はお店が時短でどこも閉まっていたので、仕方なくコンビニに入ったら、時短営業の影響か、食品を買っている人が目につきました。




これもまた寂しい限りですね😞


もう一回、三部を観て、最終で帰ろうか‥なんてことも考えましたが、素直に諦め、帰路は空いてる車両でプシュっと開けて‥のんびり新幹線で帰りました。




帰宅後、研修期間で東京入りし、先にお芝居を観ていたSJ(娘)と観劇記で盛り上がりました。


宝塚ファン22歳の歌舞伎観劇記はなかなか面白いです。


stand.FMで2人で喋ろうかな、とか思ったり(笑


仕事関係のお話も含めて、私にとってはとても有意義な二日間となりました。


翌日からのお稽古では、文楽好き、歌舞伎風好きのお弟子さんと、ついつい長話。


子育て中に良い役者さんが沢山、舞台から去られました。


観る方としても、演奏する方としても悔いなく過ごしたい。


なのに今は自由に動ける状況ではなくて‥


会も出来なくて‥あんな会がしたい、こんな催しもしたいのに‥と、ややイライラしてる自分がいるのを感じます。


鬱憤が溜まる、というのはこういうことでしょうね。




でも、戦時中よりマシやから‥と、自分を戒める。


今の間に、しっかり鍛錬せねば‥と思いながらも、寝坊助の私はついダラダラ過ごしてしまう。


同級生を2人、そして、今から古典芸能を楽しみたい!と言っていた友人を1人、病気で亡くしました。


両親ももういません。


自分に残された時間は、いったいどれくらいあるのかわからない。


美しい芝居小屋の椅子に座り‥人生を楽しむ時間は大切だ‥と思いました。
こう見えて映画や舞台を観ると、わりと引きずるタイプ😅

『傾城阿波の鳴門』




おつるちゃんは九つ。


三つの年に両親と生き別れ、親に会いたい、と、巡礼姿で西国を巡っている。


両親と知らず、母と父、それぞれに巡り会うのですが‥


母との出会いは、幼心に温かさと辛さを‥


父との出会いは、哀しくも十郎兵衛の思惑が想定外の悲惨な結果となり‥


何という運命‥いや、これがお弓と十郎兵衛の子として生まれたおつるの宿命なのかな‥😞


「重い忠義に軽い命」


浄瑠璃の文句に、ぐ‥っと胸が沈む😞


忠義のために命を賭すことが美徳とされた時代、か‥。


しかしながら‥ですね、初めは「忠義の心」でも、その毒はじわじわと人の運命を抜き差しならないものに狂わせていくこともある。

毒と言ってしまうところが、自分は現代人やなぁと思ってしまうのですが


人の心は移ろいやすい😓


「忠義」といえば‥


以前、お稽古の時に、門下で一番若いお弟子さんが「忠臣蔵」の話を、「先生、上司の為に死ねる、ってことですよね。いやいや!今ではあり得ないです❗️」と、「忠臣蔵」ネタで盛り上がっていたことがありました。


‥ですよね😓


パワハラ、セクハラ、モラハラ満載の忠臣蔵ですが、でも、根底に流れるものは様々な形の愛‥。


や、愛があるから何してもいい、ってわけじゃないんですけどねw


まぁしかし‥刀を持って、切ったはった、が普通の時代。


今の世は平和になりました🌸


少し過激なところでも、ドラマ「半沢直樹」や「ドクターX」を見て溜飲を下げる‥といったところでしょうか。


私たちがドラマや映画、舞台を観るように、昔の人が人形浄瑠璃や歌舞伎を楽しんで観ていた、その景色を見てみたい、と思う今日この頃です。


(ついでに当時の長唄の作曲者さんの様子も垣間見たい)


ドラえもんがいたらいいのになぁ~😊✨


#近年はオタクのことを変態というらしい
#私は変態かもしれない
#古典芸能にハマる生活
#長唄
#三味線
#妄想だらけ

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